ICTを活用した見守り体験会を行いました!

奥大野では、地域での新しい見守りとして回覧板や声掛けなどを通して独居や高齢者世帯の安否確認を取り組んでいます。

しかし、我々見守りをする側もマンパワー不足の問題や、きっかけがないと声をかけづらい方もいらっしゃり、毎日必ず見守りができているかというとそうではありません。

これからどんどん高齢化が進み、見守りが必要な世帯は今後増えていく見込みです。

 

どうすれば、みんなが安心して暮らしていけるのだろう?

マンパワーで補えない部分を、別の何かで対応できないか?

そこで今回導入したのがICTを活用した見守りシステムです!

 

今回導入したのは・・・

①スマートスピーカー「Amazonアレクサ」

②象印の見守り付き給湯器「みまもりポット」

③点灯を感知してお知らせしてくれる「HelloLight(ハローライト)」

 

まず①のAmazonアレクサを選んだ理由は、スピーカーに画面が付いており、テレビ電話やタッチパネルで操作が簡単という点です。

以前にもスピーカー機能だけがついているスマートスピーカーを使用してみましたが、音声認識がうまくいかなかったり、今どういう状態なのかがわからないといった声が挙がり、今回はそういった使いにくいとされる部分を解消するため、画面付きのスピーカーを選びました。今回は4台導入し、相互間であいさつなどを取ってもらう予定です。

 

②のみまもりポットは、離れて暮らす親を心配する子が給湯器の使用状況から親の安否を確認している状態を歌にしたCMを流し、話題を呼んだ商品です。こちらは認知症を患っている方に使用いただきます。

 

③のハローライトは、電球に発信機能が搭載されており、点灯されなかった場合登録しているアドレスに連絡がいくという仕組みです。点灯しないとおかしい場所、例えばトイレや玄関といった場所で使用し、未点灯時の異常を感知します。こちらも4台で試してもらうことになりました。

体験会では別々の部屋にスマートスピーカーを設置して、実際に使用してもらいました。

スマートスピーカーにそれぞれ名前を付け、「○○に電話して」と呼びかけることで顔を見ながら電話をかけることができます。また緊急や安否確認、親しい間柄などでは「呼びかけ」という機能を使うことで、ダイレクトにつなげることもできます(※かかってきた相手は応答するといったアクションを起こさなくてもつながります)

 

体験会では、「みんなが集まる場所に置けば楽しんであそんでくれるのでは」「なかなか外に出てこられない人のお家に置いたりすると見守る側の負担も減る」などいろんな意見をいただくことができました。

 

次回はモニタ―参加者に感想など伺う予定です。

お楽しみに♪

   

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